自閉スペクトラム症(ASD)は、考え方や感じ方に特性が見られる発達障がいの一つです。
特性をしっかり理解しておくことで、より適切なサポートが行えるでしょう。
今回は、自閉スペクトラムの特性について解説します。
▼自閉スペクトラムの特性
■コミュニケーションが苦手
自閉スペクトラム症のある方は、相手の気持ちを読み取ることが難しい傾向にあります。
また比喩や冗談など、抽象的な表現を理解することが難しい場合があるでしょう。
そのため曖昧な言い回しよりも、具体的でシンプルな言葉を使うことで、意思疎通がスムーズになります。
■感覚が異なる
音や光・肌ざわりなど、特定の刺激に対して、敏感または鈍感に感じる特性があります。
落ち着いて過ごせる静かな空間や、刺激の少ない環境を整えることで、安心して生活しやすくなるでしょう。
■強いこだわりや興味の偏り
特定の物事に強い興味を持ち、長時間集中する傾向が見られます。
一方で、予定やルールの変更に強い不安を感じやすいため、生活に一定のリズムやルールを設けることが大切です。
▼まとめ
自閉スペクトラムの特性として、コミュニケーションが苦手・感覚が異なる・強いこだわりや興味の偏りなどが挙げられます。
一人ひとりの感じ方や理解の仕方を尊重し、周囲が適切に関わることで、安心して暮らせる社会の実現につながるでしょう。
『株式会社はぴねす』は、広島県呉市で相談支援サービスを行っています。
障害のある方やそのご家族が、自分らしくいきいきと暮らしていけるよう、日々支援を行っておりますので、お困りの際はご相談ください。
