コラム

意思決定支援のポイント

高齢者や障がいのある方の支援において、本人の意思を尊重することは非常に大切です。
しかし、うまく言葉にできない場合や、本人の真意が見えにくい場面も少なくありません。
そのようなときに求められるのが、意思決定支援です。
本記事では、意思決定支援のポイントについて紹介します。
▼意思決定支援のポイント
■環境づくり
意思決定を支援するうえで、話しやすい空気づくりは欠かせません。
静かな場所で話す・時間をかけて待つ・視覚的な手段を用いるなど、安心して気持ちを伝えられるような環境を整えましょう。
■発言を鵜呑みしない
意見を聞く際は、言葉の裏にある背景や、心の動きを丁寧にくみ取る姿勢が大切です。
一度のやりとりで結論を出さず、繰り返し確認をすることで、本当の考えが見えてくる場合もあります。
■一緒に話し合う
意思決定支援では、本人だけに判断をゆだねるのではなく、必要な情報を共有しながら一緒に考える姿勢が重要です。
選択肢の内容やそれぞれのメリット・デメリットをわかりやすく伝えることで、スムーズな意思決定につながります。
■本人の意思に基づいた選択をする
意思表示が難しい状況でも、過去の言動や生活の様子から推測できる「本人らしさ」に着目することが重要です。
家族や支援者が連携し、本人の価値観や希望を最大限尊重した選択を心がけましょう。
▼まとめ
意思決定支援では、ただ選択を促すだけではなく、環境を整えたり対話を重ねたりすることが大切です。
また必要な情報を共有しながら一緒に考え、できる限り本人の意思に基づいた選択をしましょう。
『株式会社はぴねす』では、障害のある方やそのご家族が自分らしく安心して暮らしていけるよう、サポートしております。
広島で相談支援サービスの利用をお考えなら、ぜひお問い合わせください。

関連記事