コラム

ADHDによるトラブルとは

ADHDを抱える人は、日常生活のなかでさまざまなトラブルに直面することがあります。
そのため、仕事や学校・家庭といった場面で「なぜうまくいかないのか」と、悩むケースも少なくありません。
ここでは、ADHDによって起こりやすいトラブルについて紹介します。
▼ADHDによるトラブル
■時間の管理が苦手
ADHDの人は時間の感覚をつかむのが難しく、予定に遅れたり、締め切りを守れなかったりすることがあります。
「あと少しだけ」と思っていた作業に集中しすぎて、次の予定を忘れてしまうことも多いです。
時間を視覚的に確認できるタイマーやスケジュール表を使うことで、時間管理の負担を軽減できます。
■家事や買い物を忘れる
不注意によって、家事や買い物を忘れることも起こりやすいトラブルのひとつです。
また、必要な物を把握できずに重複して購入してしまい、無駄遣いが増えることもあります。
メモやアプリを活用し、予定や支出を視覚的に管理する工夫が必要です。
■対人関係での誤解
ADHDの特性として、対人関係において誤解を生むことも挙げられます。
会話を遮ったり、感情的な反応をしたりすることで、周囲との距離が生まれてしまうこともあるでしょう。
自分では悪気がなくても、相手に不快感を与えてしまうケースもあり、自己理解と相手への配慮を意識することが大切です。
▼まとめ
ADHDによるトラブルには、時間の管理が苦手・買い忘れや無駄遣い・対人関係での誤解などがあります。
周囲の理解と環境の工夫によって過ごしやすさが変わるため、特性を否定せず適切に向き合うことが大切です。
広島の『株式会社はぴねす』では、障害のある方やそのご家族が自分らしく暮らしていけるよう、相談支援を行っております。
必要な情報提供や計画作成・関係機関との連携などをサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

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